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女性ホルモンと心・体

生理前の不調について

生理(月経)の3〜10日前に起こる
体や心の不調。

それを、月経前症候群(PMS)といいます。


ほとんど感じない人もいれば、
生活に支障が出るくらい辛い方も…。
そういった差はありますが、
多少普段より調子が下がるのは自然の事です。

 

これは、『美のホルモン』エストロゲンに
対しもう一つの女性ホルモンである
『母のホルモン』プロゲステロン増える
時期に突入している事が、理由の一つ。

『母のホルモン』は
名の通り妊娠を維持するためには不可欠で、
その影響で、この期間は
『妊娠している時と同じような状態』
になり体が防衛体制にあります。

ですが

辛くてたまらない…
生活に支障が出る…という
レベルになると、

どこかしら
ホルモンバランスが崩れていることも

考えられます。

PMSの不快症状としは例えば

【カラダ】

むくみ・下腹部の張り・胸が張る・
日中の眠気・夜眠れない・だるさ・
便秘や下痢・肩こり・腰痛・
食欲増加・肌荒れニキビ

【ココロ】

イライラ・落ち込み・不安・
人に会いたくない・外に出たくない・
やる気が出ない・集中力が落ちる

など多岐に渡ります。

特にお悩みとして多いのは
むくみとやイライラ。

メンタル面の不調は
お子さんや職場の人など周りにも
影響が出るという事で、
自分を責めてしまう方も
少なくありません。

エストロゲンが美や健康も
司っているのに対し、

プロゲステロン(母のホルモン)は
そういった恩恵は少ないのですが、
不調を作る厄介なもの…とは
思わないでくださいね♡

エストロゲンだけが多くなってしまうと、
ガンなど婦人科系の疾患を
招きやすくなります。

エストロゲンのマイナス作用を
セーブしてくれるのもまた、
この『プロゲステロン』ですから^^

この2つの
女性ホルモンの
バランスやリズムが
しっかり取れていれば、
必要以上にあなたが
辛い思いをする事もありません。

そして

プロゲステロンがきちんと
出ているということは、
排卵ができているという
サインでもあります。

排卵を境に、生理前の間は
0.3〜0.5度体温が上がりますが

この体温を上げる役割を持つのが
プロゲステロンなので、

日頃から体温を測っておくと
その目安になります。

ご自身の生理の予測や体調管理、
妊活のご準備に、
基礎体温をつける習慣は
ぜひ身につけておくといいですよ^^

その働き一つ一つの流れとともに、
波を乗りこなすように
快適に生理前も過ごせたらたら良いですね💕

次回は
年々密やかに出始める体のプチサイン・・・
『女性ホルモンバランス乱れ度チェック』
をこちらでご紹介します。

ぜひ、ご自身と向き合う時間にしてみて
下さいね!